今更ながら。


昨日は「動物取り扱い責任者研修会」があり、参加してきました。

お昼ご飯を食べてからの一番眠い時間のスタート。
寝るな!というほうが酷というもの・・・。

しかし、几帳面で真面目なA型なわたし!「寝るな~~。寝たらしんでしまう!!」ばりに必死で起きていました。

例年は・・・。

今回は眠れませんでした。

衝撃的で・・・。


まず、浜松市の犬猫に関する統計資料が配られました。ふふ~~んと読んでいくうちに、胸がいたくなってきました。去年の浜松市のものです。

犬の保護収容数  360頭   内訳 返還 208  譲渡 74  処分  78
犬の引き取り数  150頭   内訳 返還   0  譲渡 14  処分 136


保護された犬達の8割は飼い主のもとへ帰ったり、新しい家族をみつけられ今でも生き続けています。

しかし、飼い主よって処分犬として持ち込まれた犬達はたった1割の生存率です。言い換えれば9割の犬が持ち込まれてから数日の間に命を落としているのです。

同じ飼い主として大ショックです。

猫にいたっては、1041頭持ち込まれ、譲渡数はたったの48頭です。


持ち込みという事はついさっきまで一緒に暮らしていたんでしょう?どうなってしまうのか考える能力もないんでしょうか?

現在の日本の処分方法はガスによる窒息死です。「安楽」なんてうそっぱちです!

飼えないから、いらなくなったから、手に負えないから、だから処分。

心が歪んでます。ものを捨てるように気軽に命を捨てる、そんな環境で育った子供が思いやりのある子供に育つわけが無い。

親の背をみて子は育つ。よく言ったものです。

尊ばれない命なんてあるわけが無いし、その基準て何?ってききたいわ。


後は・・・。

今更ながらのタイトル通り「狂犬病」です。

日本では1957年以後、国内での発生はありません。

狂犬病が撲滅されたのは全世界でも、日本、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ヨーロッパの一部だけで、アメリカをはじめお隣の韓国、中国など今なお亡くなっている人がたくさんいます。

狂犬病をご存知無い方の為に一口レッスン。

狂犬病はウィルスによる感染で人畜共通感染症です。犬、狸、アライグマ、スカンク、こうもりetc
などほとんどの温血動物に感染の危険があり、なかでも一番は犬です。
感染し発症すると治療法が無く100%死にいたる恐ろしい病気です。
2006年にフィリピンで犬に咬まれた二人の日本人が発症し、その後亡くなっています。


貴方のパートナーはワクチンをうってますか?

治療法の無い恐ろしい病気ですが、ワクチンをうってさえいれば感染を防ぐ事ができます。
飼い犬の登録が義務付けられているので、登録をすれば役所から毎年春に案内がくるので、否応なくうたなければなりません。

しかし、登録をしないで犬をかっているとこの通知がこないのです。
だっていないことになってるんだもん。

ペット不可の住宅でこっそり犬と暮らしていて登録してない人、けっこういるのでは・・・。


お隣中国での事。2008年10月の共同通信から。

中国雲南省弥勒県で狂犬病による死亡者が相次いだため、県内の犬猫すべてを殺すように指示。
県内では9万頭以上の犬猫が飼われているが、すでに1万1500頭が殺された。
県内の犬8万4000頭はすでにワクチンをうっているのに、「ウィルスが変異する可能性もあり、動物防疫法により一律に捕殺する」とのこと。わけわからん!!

と思えば、バリ島では。2008年12月の共同通信。

9月から11月にかけて犬に咬まれて4人死亡。約210人の獣医を動員し、計9000頭もの犬にワクチン接種を開始。3ヶ月後に再接種し、感染の有無を調査する予定。


同じ病気なのにこの違い。お国柄では片付けられないよね・・・。


研修で発症した患者の経過ビデオをみた。

泣けた。

1950年 日本。
4歳5ヶ月のぷっくりしたほっぺが可愛らしい男の子。
耳たぶを犬に咬まれて感染。

狂犬病が発症すると痙攣や麻痺、よだれなど分泌液が溢れ出て、神経がむしばまれ死に至ります。

発症当初はぷくぷくした可愛らしい子でした。

症状が進むにつれあばらが浮き上がり、目はうつろに空を見ています。
そして、なにより忘れられないのが、口内に溢れ出るよだれを拭き取り、紙を捨て、また拭き取りそして捨て・・・。その子の前にはみるみる紙の山が高さを増してゆきます。それでも拭く事をやめやれない男の子。一生懸命拭いているその姿が忘れられないの。

苦しみを和らげる治療しかできないでいる医師の無念さを、言葉すくなに語っていました。

最期はお母さんに手を握られて天国へ旅立ったそうです。


これはほんの60年前の日本の事。私の親世代が子供のころのはなしです。


いくら島国とはいえ、このご時世どこから何が入ってくるかわかりません。狂犬病は分泌物で人から人へも感染します。

パートナーを守るとともに私たちをも守ってくれるワクチン。

犬を飼ったら必ず登録、そしてワクチン接種。


今更ですが、病気が無い今だからこそ、みんなが気を引き締めなければならないと思います。
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(4月~10月は19時まで)
定休日 
 ショップ毎週月曜・火曜
 ホテル元旦のみ
動物取扱責任者 
       河村由貴子
動物取扱業登録番号
訓練 第223306039号
保管 第223306040号
有効期限 
   平成28年6月19日

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